ヤマノイモ科
Dioscoreaceae
キクバドコロ
Dioscorea septemloba Thunb.
- 別名
- モミジドコロ
- 英名
- No Information
- 中国名
- 綿萆薢
- 花期
- 5~6月
- 生薬名
- 萆薢(ヒカイ)
- 薬用部位
根茎
- 産地と分布
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本州から九州,および中国の浙江,江西,福建,湖南,広東,広西などに分布し,山野や林に生える.
- 植物解説
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つる性多年草.根茎は横走し,ときに分枝し,直径2~5 cm.葉は互生し,三角状心臓形であるが変異が大きく,全縁わずかに波状を呈し,基部の葉は掌状に5~9深裂ないしは中裂か浅裂することがある.雌雄異株.葉腋から複穂状の雄花序または雌花序を出し,黄緑色の小さな花を付ける.さく果は倒楕円形,種子には翼がある.
- 薬効と用途
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鎮痛,利水作用があり,リウマチなどによる関節痛や足腰の疼痛,腎不全による尿毒症,排尿困難や混濁尿,湿疹などのほか,熱のある腫れ物に用いる.飲みすぎると胃や腸の粘膜がただれることがある.
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