熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

バラ科
Rosaceae
カニナバラ
Rosa canina L.
別名
イヌバラ
カニナバラ
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  • カニナバラ
英名
brier rose, dog rose, dog brier
中国名
狗薔薇
花期
4~5月
生薬名
ローズヒップ
薬用部位

果肉

成分

ビタミン(vitamin C),フラボノイド(quercetin),タンニン(tellimagrandin I, II)

化学構造式

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  • カニナバラ 化学構造式1
  • カニナバラ 化学構造式2
  • カニナバラ 化学構造式3
産地と分布

ヨーロッパ,西アジア,北アフリカに分布する.

植物解説

落葉低木.樹高1~3 m.枝には弓形に曲がるかぎ状のトゲがある.小葉は5~7個で卵形.白や桃色の花を1~4個頂生する.果実は楕円形で紅色に熟する.

薬効と用途

果実はローズヒップティーの材料となる.種子を除いた実に熱湯を注いで飲む.ビタミンCを多量に含み,第二次世界大戦中はイギリスでビタミンCの供給源として採集された.果肉からはシロップやピューレが作られる.