クワ科
Moraceae
カカツガユ
Maclura cochinchinensis (Lour.) Corner var. gerontogea (Siebold et Zucc.) H.Ohashi
- 別名
- ヤマミカン,ソンノイゲ
- 英名
- cockspur thorn
- 中国名
- 构棘
- 花期
- 5月
- 生薬名
- 穿破石(センハセキ)
- 薬用部位
根
- 産地と分布
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山口県,四国,九州,沖縄,および台湾,中国南部に分布し,暖地に生える.
- 植物解説
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常緑木本で,蔓状に伸びて15 mほどに達することもあるが,普通は3 m内外.葉腋から枝の変形したトゲが出る.15~25 cm.葉は互生し有柄,葉身は長楕円形または倒卵状長楕円形.葉腋から1~2個の花序を出し,果実は黄熟し食べられる.
- 薬効と用途
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肺結核,黄疸型肝炎,肝臓や脾臓の腫れ,リウマチ性の腰脚痛などに用いられる.骨折や打撲などには煎液を外用する.中国で薬用にされる.
果実は甘く,ヤマミカンの別名がある.
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