マメ科
Fabaceae
オジギソウ
Mimosa pudica L.
- 別名
- ネムリグサ
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- 英名
- shy bashful, shrinking, sensitive plant, sleepy plant
- 中国名
- 含羞草
- 花期
- 9~10月
- 生薬名
- 含羞草(ガンシュウソウ)
- 薬用部位
全草
- 成分
フラボノイド( 6,7,3′,4′-tetrahydroxyl-8-C-[α-L-rhamnopyranosyl-(1 → 2)]-β-D-glucopyranosyl flavones, 5,7,3′,4′-tetrahydroxy-8-C[β-D-apiose-(1 → 4)]-β-D-glycopyranosyl flavone,luteolin 6-C-neohesperidoside, vitexin 2”-rhamnoside)
- 産地と分布
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南アメリカに分布し,熱帯では雑草として生える.
- 植物解説
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一年草.草丈20~30 cm.葉は有柄で互生し,2対の羽片が掌状に出て多数の小葉を対生する.茎には細毛とトゲがある.葉腋から有柄の淡紅色の集合花を付ける.葉に触れると左右の小葉が重なり合い,しおれて垂れ下がるためオジギソウという.これは刺激により細胞内の圧力が変化するためである.
- 薬効と用途
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中国では清熱,利尿,鎮咳去痰,鎮静,鎮痛薬として,カゼ,小児の高熱,気管支炎,精神不安,ヒステリーなどに用いられる.
葉に触れると左右の小葉が重なり合い萎れて垂れ下がり,また花が美しいことから観賞用に栽培される.
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