サトイモ科
Araceae
オオハンゲ
Pinellia tripartita (Blume) Schott

- 英名
- green dragon
- 中国名
- 三裂葉半夏
- 花期
- 4~7月
- 生薬名
- 大玉半夏(ダイギョクハンゲ)
- 薬用部位
塊茎
- 成分
No Information
- 産地と分布
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本州中部以西から奄美大島の暖帯に分布し,石灰岩地に多い.
- 植物解説
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多年草.地下に球茎があり,その上部から根を出す.葉は1~4枚,球茎の頂端から出て葉身は3深裂する.根際から花茎を立て,頂に鮮緑色の仏炎苞に包まれた肉穂花序を付ける.花軸の下部は仏炎苞と合着しており,片側に雌花群を付ける.その上に雄花群を付けた花茎はむち状に伸長して直立する.
- 薬効と用途
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カラスビシャク(P. ternata)の代用として健胃,止嘔薬として用いられることがある.
山野草として栽培されることもある.
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