ミソハギ科
Lythraceae
エゾミソハギ
Lythrum salicaria L.
- 英名
- purple loosestrife
- 中国名
- 千屈菜
- 花期
- 8~9月
- 生薬名
- 千屈菜(センクツサイ)
- 薬用部位
全草
- 産地と分布
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北海道から九州,およびシベリア,中国,インド,中央アジアからヨーロッパ,北アフリカに分布し,北米にも帰化し,湿った場所に多い.
- 植物解説
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多年草.草丈1 m以上に達する.全株青緑色をし,ミソハギよりも大形で茎に毛が生えているものが多い.根茎は地下を横走し,茎は4稜あり直立,多くは分枝する.葉に葉柄は無く長披針形で対生する.葉腋に1 cmほどの紅紫色の花を集散状花序に付ける.
- 薬効と用途
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止瀉,解熱,止血などの作用があり,下痢,赤痢,子宮出血などのほか,腸炎,膀胱炎,浮腫などに用いられる.皮膚の潰瘍には葉をすりつぶして外用する.
熊本県では盆花として用いられる.
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