ムクロジ科
Sapindaceae
モクゲンジ
Koelreuteria paniculata Laxm.
- 別名
- センダンバノボダイジュ
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- 英名
- goldenrain tree, pride of India, China tree, vamish tree
- 中国名
- 欒樹
- 花期
- 7月
- 生薬名
- 欒樹花(ランジュカ)
- 薬用部位
花
- 産地と分布
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寺院の境内に植えられ,本州,特に日本海側の海岸や山間に野生が見られるが,自生かどうか不明とされる.朝鮮,中国に分布する.
- 植物解説
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落葉高木.樹高2~10 m.葉は3~8 cmの柄があり,1回羽状複葉,時に小葉の下半分が全裂する.小葉は6~8対あり,卵形で長さ4.5~8.5 cm,縁は羽状に欠刻,表面は無毛または微毛を散生し,裏面は短い伏軟毛を密生する.15~40 cmの円錐花序をだし,黄色で径1 cm,花弁は4個あって線形.さく果は卵形で風船状に膨れ,種子は黒色.
- 薬効と用途
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鎮咳作用があるほか,目薬として利用する.また,葉を煮詰めて膏薬が作られる(効能は不明).いずれも中国で薬用にされる.
種子から数珠が作られる.中国では墓地に植えられることが多く,日本でも寺院の境内に植えられることが多い.
当園の個体は熊本大学の前身の一つである旧細川藩の薬園・蕃滋園(ばんじえん)に由来するものである.
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