熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

マメ科
Fabaceae
ハブソウ
Senna occidentalis (L.) Link
別名
オオハブソウ,クサセンナ
ハブソウ
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  • ハブソウ
  • ハブソウ
英名
coffee senna, Negro-coffee
中国名
望江南
花期
8~11月
生薬名
①望江南(ボウコウナン) ,望江南子(ボウコウナンシ),土草決明(ドソウケツメイ)
薬用部位

①種子,②葉

成分

アントラキノン誘導体(emodin, physcion, obtusifolin)

化学構造式

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  • ハブソウ 化学構造式1
  • ハブソウ 化学構造式2
  • ハブソウ 化学構造式3
産地と分布

北米南部,メキシコ原産で,日本へは江戸時代に渡来し,薬用に栽培される.

植物解説

一年草.草丈0.5~1.0 m.茎は直立し全株無毛.葉は互生し偶数羽状複葉,小葉は5~6対で披針形か披針状楕円形,全縁で長さ3.6~5 cm.黄色の5弁花を葉腋に付ける.豆果は円筒形,長さ約10 cm.

薬効と用途

本種の種子を炒ったものが本来の「はぶ茶」であるが,現在では同属のエビスグサの種子が用いられている.両種の種子は似た作用であり,便秘や高血圧,眼病などに用いる.また,本種の葉には解毒,鎮咳,健胃などの作用があり,皮膚化膿症や咳,便秘,胃の痞えなどに用いる.虫刺されや蛇の咬み傷,腫れ物などには葉の汁を外用する.