熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

アヤメ科
Iridaceae
ドイツアヤメ
Iris germanica L.
別名
ジャーマンアイリス,ムラサキイリス
ドイツアヤメ
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  • ドイツアヤメ
英名
German iris, bearded iris
花期
3~5月
生薬名
イリス根
薬用部位

根茎

成分

精油((+)-trans-α-irone, (-)-trans-γ-irone, eugenol)

化学構造式

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  • ドイツアヤメ 化学構造式1
  • ドイツアヤメ 化学構造式2
  • ドイツアヤメ 化学構造式3
産地と分布

地中海沿岸に自生するいくつかの野生種を交配して誕生した品種群.

植物解説

多年草.多くの野生種を人為的に交配させて誕生した植物であるため,様々な形態のものが存在する.全体的な特徴として,太い根茎と幅広の剣状の葉が挙げられる.また,上下の花弁の色彩が異なったコンビネーションがあったり,花弁にフリルが出たり,芳香を備えたりと華麗さ,豪華さを持つ.

薬効と用途

健胃,利尿,去痰作用がある.
地中海沿岸部を中心に自生する30ほどの原種を交配して誕生した品種群である.多数の園芸品種が作出されており,ジャーマンアイリスの名で知られる.

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