キク科
Asteraceae
ツワブキ
Farfugium japonicum (L.) Kitam.
- 別名
- ツワ
- 英名
- leopard plant
- 中国名
- 大呉風草,山菊
- 花期
- 10~1月
- 生薬名
- ①槖吾(タクゴ)
- 薬用部位
①根茎,②葉
- 産地と分布
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石川,福島県以南から沖縄,および台湾,中国,朝鮮に分布し,海岸近くに生え,栽培もされる.
- 植物解説
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多年草.根茎は太く,葉は円状腎臓形で厚く上面は深緑色で厚い.60 cmほどの花茎を伸ばし,黄色の頭花を散房状に付ける.
- 薬効と用途
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解毒,健胃作用があり,フグやカツオによる食中毒に根茎の煎液や葉の汁を服用する.打撲や出来物,湿疹などに生の葉を火にあぶって柔らかくしたものや,青汁を患部に貼る.また,痔には葉の煎液で患部を洗ったり,煎液を服用したりする.
観賞用として植栽され,若い葉柄は食用になる.
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