アブラナ科
            
            Brassicaceae
        ダイコン
                
                Raphanus sativus L. var. hortensis Backer
            - 別名
 - スズシロ
 
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- 英名
 - daikon, Japanese radish
 
- 中国名
 - 蘿蔔
 
- 花期
 - 3 ~5月
 
- 生薬名
 - ①萊箙子(ライフクシ)
 
- 薬用部位
 ①種子,②葉,③多肉根
- 成分
 フェニルプロパノイド(sinapic acid),芳香族アルデヒド(syringic aldehyde, p-anisic aldehyde)
- 産地と分布
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ヨーロッパ原産で,各地で栽培される.
 
- 植物解説
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二年草.根生葉は羽状に深裂し,長さ30 cm以上.多肉根は太さ,形態,色調に変化が多い.花茎を伸ばし,白色ないし淡紅紫色の4弁花を付ける.
 
- 薬効と用途
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種子は健胃,去痰,鎮咳,胆汁分泌促進作用がある.食中毒には種子10粒を噛み砕いて飲む.葉は冷え症,神経痛に浴湯料として用いる.カゼの発熱,咳止め,喉の痛みには蜂蜜に漬けた多肉根の汁を飲む.
古くから根菜として栽培され,多くの品種がある. 
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