熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

キク科
Asteraceae
ステビア
Stevia rebaudiana (Bertoni) Bertoni
別名
アワユキギク,アマハステビア
ステビア
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  • ステビア
英名
stevia
中国名
甜菊
花期
9~12月
生薬名
ステビア
薬用部位

成分

ジテルペン配糖体(stevioside, rebaudioside A, B)

化学構造式

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  • ステビア 化学構造式1
  • ステビア 化学構造式2
  • ステビア 化学構造式3
産地と分布

パラグアイ原産で,低カロリー天然甘味料植物として栽培もされる.

植物解説

多年草.草丈50~60 cmで,茎は短毛が生え,下部はやや木質化する.葉は対生し,広披針形で,縁に低い鋸歯がある.秋から初冬にかけて白い小さな頭花が次々に開き,冠毛のある痩果を付ける.

薬効と用途

成分のステビオサイドは砂糖の140倍の甘味があるため,矯味薬として生薬の茶剤に配合される.また,非糖性甘味料として糖尿病疾患に重宝される.
醤油や飲料水の甘味として利用される.

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