キキョウ科
Campanulaceae
サイヨウシャジン
Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. var. triphylla
- 別名
- ナガサキシャジン
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- 英名
- Japanese lady bell
- 中国名
- 輪叶車参
- 花期
- 7~9月
- 生薬名
- 沙参(シャジン),南沙参(ナンシャジン)
- 薬用部位
根
- 産地と分布
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本州中国地方,九州,沖縄,および台湾,中国に分布する.
- 植物解説
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多年草.草丈40~100 cm,根茎は肥大し,茎は稜がある.葉は輪生または対生し,線形または長楕円形,卵状楕円形など変化が多い.円錐花序をなし,まばらに多数の淡紫色の花を付ける.
- 薬効と用途
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鎮咳,去痰,解熱作用があり,咳,咽喉痛,口渇などに用いる.
変種の関係にあるツリガネニンジンは「ととき」の名で山菜として知られ,サイヨウシャジンも同様に食することができると考えられる.
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