シソ科
Lamiaceae
カキドオシ
Glechoma hederacea L. subsp. grandis (A.Gray) H.Hara
- 別名
- カントリソウ,ジシバリ,レンセンソウ
- 英名
- ground-ivy, gill-over-the-ground, creeping charlie
- 中国名
- 日本活血丹,金錢薄荷
- 花期
- 3~4月
- 生薬名
- 連銭草(レンセンソウ)
- 薬用部位
全草
- 産地と分布
-
日本各地,台湾,朝鮮,中国,ウスリー,アムール,シベリアに分布し,道端ややぶ地などに生える.
- 植物解説
-
多年草.草丈5~20 cm.茎は直立,のちにう倒伏して長く伸び,50 cm以上になる.葉は対生,長柄があり,腎臓形で長さ15~25 mm,円頭で粗鈍歯牙縁.葉腋に紅紫色の唇形花を2~3個付ける.
- 薬効と用途
-
民間で糖尿病の妙薬として知られる.そのほか,腎炎,尿路結石,咳,インポテンツなどに用いる.滋養強壮にも良い.子供の疳の虫や虚弱体質にも良いが,苦くて飲めない子供には蜂蜜を加えて飲ませる.また,水虫や田虫には生の葉を患部にすり込む.
参考文献についてお知りになりたい方はお問い合わせください。