熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

ユリ科
Liliaceae
ウバユリ
Cardiocrinum cordatum (Thunb.) Makino
ウバユリ
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  • ウバユリ
英名
No Information
中国名
日本大百合
花期
7月
生薬名
No Information
薬用部位

鱗茎

成分

No Information

化学構造式

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  • ウバユリ 化学構造式1
産地と分布

本州宮城県,石川県以西,四国,九州に分布し,山野の林下に生える.

植物解説

多年草.草丈60~100 cm.地下に根出葉の柄の基部が膨れた少数の白色鱗片がある.葉は卵状長楕円形で長い柄があり,茎の中部以下に数個集まって付く.花は茎頂に数個が総状に付き,緑白色で内面に淡褐色の斑点があり,先はあまり開かない.
和名の由来は,花の時期に「葉が無い」ことを,「歯が無い」老婆に例えたこと,開花期の花のにおいを老婆の悪臭に例えたこと,などの説がある.

薬効と用途

解熱作用があるほか,熊本県では腹痛時に用いられた.鱗茎からは澱粉が取られ,ユリ根として食用にされる.また,鱗茎は天ぷら,甘煮,和え物,茶碗蒸しの具などになる.花が咲いていない株を茶摘みの時期までに掘ると大きなユリ根が採れる.