キョウチクトウ科
Apocynaceae
インドジャボク
Rauvolfia serpentina (L.) Benth. ex Kurz
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- 英名
- snake wood, devil pepper
- 中国名
- 蛇根木
- 花期
- 5~10月
- 生薬名
- ラウオルフィア根(ラウオルフィアコン)
- 薬用部位
根
- 産地と分布
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インド,ミャンマー,マレー半島,インドネシア,スリランカ,パキスタンなどに分布し,陰湿な森林内に生える.
- 植物解説
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常緑小低木.樹高は0.5~1 m.根は肥厚して直下し,縦じわがあり淡黄褐色.葉は対生か3~5輪生し,披針形で長さ10~15 cm,短柄があり波状縁で光沢がある.葉腋に淡紅色で内面が白色の小筒花を集散花序に付ける.
- 薬効と用途
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南アジアでは古くからの民間薬であり,蛇の咬み傷,精神病,高血圧,不眠症,高熱,老化などに用いる.含有成分のレセルピンには著しい中枢性鎮静作用,血圧降下作用があるが,副作用があるため,民間での使用は危険である.
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