活動報告

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第4回 エコファーマ企業研修(味の素)

実 施 日 : 2010.09.08〜09.09
研修場所: 味の素株式会社 川崎事業所
引率教員: 白﨑哲哉准教授 (環境分子保健学分野)
参加学生: 5名 (3年生 1名、4年生 4名)

<研修内容>
 味の素グループの環境・サステイナビリティへの取り組みについて
  環境・安全部 兼 CSR部 ** ** 専任部長
 工場の取組・見学
  総務・エリア管理部 安全・環境グループ ** ** 主任
  川崎工場 工場戦略グループ ** ** 氏
 ライフサイエンス研究所の紹介
  研究企画グループ ** ** 課長(薬学博士)

 味の素株式会社は、医薬品のみならず食品を中心にライフサイエンスの分野で広く事業展開している大手企業であり、薬学関連領域で高い研究・開発力を持ち、環境と深い関係を持つ企業である。そこで、味の素株式会社が環境をどのように捉え、環境保全に対してどのような対策を実施しているか、企業経営にとって環境対策がもつ意味は何かを現場で見聞することは、製薬に特化した企業での研修とは異なる側面を学習でき、学生にとって視野の拡大につながると期待される。
 午前中は、** ** 専任部長より、味の素グループの事業と環境・サステイナビリティとの関連、具体的取り組み事例について大変詳しく説明して頂き、最後に薬学生へのメッセージを頂いた。この中で、創業100年にあたり、これからの100年にどのような事業展開を行い発展するかについて真剣に検討され、味の素グループの事業が自然の恵みに依存していることを踏まえ、事業を通して地球環境問題の解決に貢献することを決められたことや、環境革新・持続可能性の追求が、市場を決定づける新たな(第五の)競争軸になるとのピーターセンの考え(21世紀の新たな市場原理)を紹介された。講話のあと質疑応答があり、昼食にも**部長、**課長に同席して頂いて懇談して頂いた。午後からは、工場を見学し、廃水処理と活性汚泥の有効活用、アミノ酸抽出残渣の有効活用などについて現場で説明して頂いた。そのほか、食品工場の製造ラインの見学も行った。最後に、**課長より、ライフサイエンス研究所での研究と学術的価値ならびに、商品開発への応用について説明していただいた。


ポスター発表: 平成22年10月30日(土)−31日(日)
           於 熊本大学薬学部 講義棟1Fロビー、第2講義室

口 頭 発 表:  平成22年11月5日(金)
           於 熊本大学薬学部 大江総合研究棟 多目的ホール

研修の手引き (pdf)
研修報告ポスター(pdf)
研修報告スライド (pdf)

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