第３回エコファーマ講演会

今年の８月末から９月上旬に実施予定の海外研修に関連して、その事前学習を兼ねて２名の先生にご講演を頂きました。最初は、熊本ラオス友好協会会長で元ラオス大使の坂井弘臣先生より、ラオスの環境・衛生や保健医療制度の現状、日本の国際貢献についての在り方についてお話し頂き、ラオスの方々が心豊かに生活されていること、医療と教育の分野で協力が必要なことなどを、分かりやすくお話し頂きました。続いて、環境省／EPO九州のコーディネーターである澤　克彦先生に、環境問題の解決の上で特に日本で必要な横の繋がり、つまりパートナーシップを中心に、EPO九州がこれまで英国で実施してきた研修成果を踏まえて、英国における地域社会の取り組みと、今回の研修で重点的に見て欲しい点について話をして頂きました。また、日本ではパートナーシップ形成の上で、市民とＮＰＯの力が企業や政府に比べ圧倒的に弱く、これから力をつけていく必要があることも示されました。さらに講演終了後、約２時間にわたり、海外研修に関心のある学生と懇談して頂きました。

○演題１：ラオスの文化・社会と日本の国際貢献

講　師：坂井　弘臣 （元ラオス大使）

○演題２：英国に学ぶ地域連携のパートナーシップ

講　師：澤　克彦（環境省/EPO九州コーディネーター）

○日　時：H21.6.2　13：30〜15：30
○会　場：薬学部第１講義室

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