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熊本の地下水保全〜これまで、そしてこれから〜

第23回 環境ネットワークくまもと定例学習会のお知らせです。

「熊本の水」は、昨年、全国水大賞を受賞しました。この貴重な宝に感謝し、次世代へ継続していくために、改めて先人たちの努力とその功績を学びたいとの趣旨で、以下のように開催されます。

 

テーマ:「熊本の地下水保全〜これまで、そしてこれから〜」

講師 :田上辰也氏

日時:2009年2月25日(水)19:00〜

場所:NPO法人環境ネットワークくまもと事務所
(熊本市大江本町6-24 096-362-3776)

参加費:会員は無料、非会員は100円

対象:どなたでも参加頂けます
(参加ご希望の方は、出来ましたら事前にご連絡下さい)

≪講演要旨≫
熊本市とその周辺の熊本都市圏は熊本県内人口の半分の約90万人が
住んでいます。
ここで生活に利用する水の全量が地下水で天然のミネラルウォーターの
水質を誇っており、また、人口密集地でありながらいたるところで清冽な
湧水に恵まれる世界に稀な水環境を享受しています。
この豊かな水環境は、古代阿蘇の大噴火がもたらした地質地層と涵養地域
で農業に従事する人の営みの見事なハーモニーによりかもし出されています。

しかし、近年の都市化と、食生活の変化がもたらす米作農業の衰退により、
水源地域の涵養機能は減少し、湧水の枯渇が危ぶまれています。
水の循環をキーワードとして、都市住民と涵養地域住民の協働による食と農の
循環と交流について意見交換を行い、熊本地域の水環境を支える仕組みに
ついて考えてみましょう。

 

【プロフィール】
元熊本市環境保全局環境保全部水保全課課長補佐。
現九州環境パートナーシップオフィス(EPO九州)コーディネーター。

NPO法人環境ネットワークくまもと理事。

案内チラシはこちら

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