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第2回エコファーマシンポジウム
エコファーマが目指すもの:関連する最新の研究から
文部科学省の"質の高い大学教育推進プログラム"に採択された「エコファーマを担う薬学人育成プログラム」の一環として本シンポジウムを開催します。本プログラムは具体的には、環境と命を守る行動派薬剤師・薬学研究者の育成を目指しています。本プログラムの理解を深化させ、エコファーマの将来に向けた発展の基盤を築くためにも、エコファーマに関わる薬学および関連領域の研究を展望することは意味があると考えています。そこで、本シンポジウムでは、有機化学系、物理化学系、生物系および環境系の薬学または関連する各領域において、エコ関連の先端研究を展開されている先生方を講師にお招きし、以下の要領でシンポジウムを開催します。
本シンポジウムでは、最後にエコファーマが目指すものについて総合討論を行い、環境の時代の薬学研究の一つの在り方についても考えてみたいと思います。
<プログラム>
13:00〜13:05 ご挨拶
谷口 功 (熊本大学長)
13:05〜13:10 ご挨拶
高濱 和夫
(熊本大学薬学部長/大学院薬学教育部長)
13:10〜14:00 医薬品の環境影響と製薬業界の取組
東 泰好 博士
(日本製薬工業協会/アストラゼネカ(株))
14:00〜14:50 環境中微量化学物質分析における
イムノセンシングシステム
澤田石 一之 博士
((同)カーバンクル・バイオサイエンテック)
14:50〜15:40 環境に負荷をかけない有機合成 〜酸化反応を中心に〜
林 昌彦 教授
(神戸大学大学院 理学研究科 化学専攻)
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:40 意図的及び非意図的に生産されるナノ粒子の健康影響
武田 健 教授
(東京理科大学 薬学部 衛生化学研究室)
16:40〜17:30 ヒトの生理心理特性に与える環境の影響
綿貫 茂喜 教授
(九州大学大学院 芸術工学研究院
デザイン人間科学部門)
17:30〜18:00 総合討論
日 時: 平成22年2月9日(火) 13:00 - 18:00
場 所: 熊本大学薬学部 宮本記念館コンベンションホール
入場料: 無 料
問合せ先:熊本大学大学院 生命科学研究部 環境分子保健学分野
高濱和夫、白崎哲哉
熊本市大江本町5-1
電話/FAX 096-371-4335
e-mail shirasak@gpo.kumamoto-u.ac.jp
宮本記念館は、正門入って左側の⑧です。