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研究内容

情報通信技術(ICT)および次世代ヘルスケア技術を基盤とする医薬品適正使用推進のための臨床研究
(熊本県、ICT企業、薬局、薬学部附属育薬フロンティアセンターとの産学官連携共同研究)

 近年の情報通信技術(ICT)の進歩はめざましく、医療分野にも変革をもたらしています。これは薬学領域にとっても例外ではなく、ICTの活用は薬局や薬剤師の抱える問題を解決する可能性を秘めています。当分野では、これらICTおよび次世代ヘルスケア技術を活用した医薬品適正使用推進のための研究を展開しています。以下にその一例を示します。
 腎機能が低下した患者では、腎臓から排泄される、いわゆる腎排泄型薬剤の投与量調節が必要なことは広く知られています。しかしながら、薬局ではこの投与量調節が完全に実施されているとはいえない状況があります(図1)。そこで、ヒューマンエラーや業務の煩雑さを回避するために、薬剤師による腎排泄型薬剤の投与量調節を支援するソフトウェアを産学官連携事業として開発しました(図2、図3)。

図1

スライド1.PNG

図2

スライド2.PNG

図3

スライド3.PNG

(画像をクリックすると詳細の閲覧が可能です)

~論文・特許~

  • Kondo Y*, Ishitsuka Y, Shigemori E, Irikura M, Kadowaki D, Hirata S, Maemura T, Irie T, Awareness and current implementation of drug dosage adjustment by pharmacists in patients with chronic kidney disease in Japan: a web-based survey, BMC Health Services Research, 14, 615 (2014)
  • 近藤悠希, 入江徹美, 石塚洋一, 平田純生, 石塚隆博, 忽那有記, 調剤業務支援を目的とした薬剤監査プログラムならびに薬剤監査システム, 出願番号:特願2016-003098

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