ノウゼンカズラ


Bignoniaceae   ノウゼンカズラ科
Campsis grandinora (THUNBJK. SCHUM. )

 寺院の庭などによく栽培される中国原産の落葉蔓低木。茎は長く伸び気根を出して他物にからみつく。花は夏、花冠は径6〜7cm。薬用として平安朝では及宇世宇(のうしょう)といった。花を鼻にあてて嗅ぐと脳を傷つけ、密が目にはいると目がつぶれるという迷信があり一般の庭には栽培するのを嫌われていた。
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