熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

バラ科
Rosaceae
ヒマラヤザクラ
Cerasus carmesina (H.Hara) H.Ohba
ヒマラヤザクラ
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  • ヒマラヤザクラ
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英名
wild Himalayan cherry, sour cherry
中国名
高盆櫻桃
花期
11~12月
生薬名
No Information
薬用部位

樹液

成分

No Information

産地と分布

中国雲南省,ネパール中部,インド,ブータン,ミャンマーに分布する.

植物解説

樹液を腰痛に外用する.枝は杖の材料とし,種子はロザリオやネックレスにする.熟した果実は食べられるが渋い.以上はいずれもネパールでの用途である.

落葉高木.樹高10 m.晩秋から初冬に開花する.雄しべや雌しべが突き出るため豪華な印象を与える.花弁は淡紅色から紅色.

薬効と用途

日本では暖地の街路樹などに植栽される.熊本市民会館前には,2002年に高円宮憲仁親王同妃両殿下によるお手植え木が見られる.

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