熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

バラ科
Rosaceae
カカヤンバラ
Rosa bracteata J.C.Wendl.
別名
ヤエヤマノイバラ
カカヤンバラ
写真をクリックタップすると、大きいサイズで表示されます。
  • カカヤンバラ
  • カカヤンバラ
  • カカヤンバラ
  • カカヤンバラ
英名
Macartney rose
中国名
碩苞薔薇
花期
2~8月
生薬名
苞薔薇根(ホウショウビコン)
薬用部位

成分

No Information

産地と分布

沖縄県八重山群島,および台湾,中国南部の原産.

植物解説

常緑低木.樹高1~2 m.葉は羽状複葉で,表面に光沢があり,質が厚い.托用は少し合生し,羽裂する.花は枝の先に短生し,花冠は白色,径5~7 cm.果実は球形で,径2~3 cm,蜜毛があり,熟すと黄赤色.

薬効と用途

ヘルニア,遺精,脚気,リウマチ痛などに用いる.中国で薬用にされる.
観賞用に栽培される.亜熱帯の原産であるが,耐寒性が非常に高い.

参考文献についてお知りになりたい方はお問い合わせください。