オオバコ科
Plantaginaceae
ジギタリス
Digitalis purpurea L.
- 別名
- キツネノテブクロ

- 英名
- common foxglove
- 中国名
- 毛地黄,洋地黄
- 花期
- 系統により異なるが主に春~夏
- 生薬名
- ジギタリス
- 薬用部位
葉
- 産地と分布
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ヨーロッパ西・南部の原産で,日本には明治時代に渡来し,現在では花壇に植栽される.
- 植物解説
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越年草,または多年草.草丈1~1.5 m.茎は直立し,分枝しない.葉は卵状長楕円形で,ちりめん状のしわがある.茎の上部に長い花穂を付け,下から順に紅紫色で内面に濃色の斑点のある花を開く.
- 薬効と用途
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強心作用があり,うっ血性心不全や虚血性心疾患,心臓弁膜症,心臓疾患からくる浮腫に用いる.劇薬に指定されており,民間での使用は危険である.
主な薬理成分はジギトキシンであるが,現在は化学的に合成され,薬用としての栽培は行われていない.観賞用として栽培される.
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