平成20年4月熊本大学薬学部附属育薬フロンティアセンターが設置されました。

"育薬"(薬を育む)とは、医薬品が上市された後、医療機関や患者さんの協力のもとに継続して医薬品に係わる情報を収集・解析し、それらの情報をもとに最適な薬物治療を穀zすることによって、患者さんにとってより使いやすく、有効性・安全性に優れる医薬品へと育て上げる活動をいいます。「熊本大学薬学部附属育薬フロンティアセンター」は、平成18年に熊本大学に設置された「創薬研究センター」や他の学内外の教育・研究機関との有機的連携を図り、育薬に関する教育と研究の実践を通して、学部教育の質の保証及び大学院教育の実質化を図り、薬剤師の生涯学習、職博x援、さらには基盤研究が生み出す知的財産を利活用した地域医療への貢献を標榜する中核的な支援拠点として、平成20年4月に設置されました。
本センターの教育部門には、「リスクマネージメント分野」、「プライマリ・ケア薬剤師養成分野」、「治験コーディネータ(CRC)養成分野」、「専門薬剤師養成分野」を設け、現行の博士前期課程生命薬科学専攻医療薬学講座の授業科目を基盤として、学外の専門家との連携のもと、「出口から考える教育」、「社会のニーズを反映させた問題解決型教育」を取り入れた統合型カリキュラムを実施する嵐閧ナす。
また、本センターの研究・サービス部門には、「育薬基盤研究分野」、「地域医療連携分野」、「情報解析・発信分野」、「育薬ネットワーク穀z分野」を設け、地域医療に貢献する“薬剤師の母港”としての実践的役割を担います。

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