平成20年度「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)に、熊本大学薬学部から申請した「エコファーマを担う薬学人育成プログラム」が採用されました。


大学設置基準等の改正等への積極的な対応を前提に、大学等から申請された、教育の質の向上につながる教育取組の中から特に優れたものを選定し、広く社会に情報提供等を行うことを目的として、文部科学省が公募した「質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)」に熊本大学薬学部の取組が採択されました。


【本プログラムの概要】
21世紀は環境の時代で,これからの職業人は"環境マインド"をもつことがより重要になってくると思われます。薬学人は,環境にも影響を与える薬・毒物,その作用体としての生命体,および弱者としての患者様のすべてに関わりをもち,本来,環境やそれが育む命に強い関わりをもつ職業人であります。
本プログラムでは,このような薬学本来の特質とポテンシャルを踏まえて,環境の時代を見据えた職業観のパラダイムシフトを促す意図ももちながら,「エコファーマを担う薬学人」という環境の時代の新しい職業人の養成を目指すものです。
具体的には,熊本という地域の特徴も活かしつつ,これからの薬学人に特に必要と思われる四つの資質,"視野の拡大","自主性","国際性"および"労りの心"を育てます.また,優れた環境マネージメント能力と行動力を育て,地域・国際社会に貢献する薬学人を養成します。

問合せ先:環境分子保健学 高濱和夫、白崎哲哉