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J Biol Chem.に論文がアクセプトされました。(α1-酸性糖タンパク質関連)

2012/07/18

急性相血清タンパク質であるα1-酸性糖タンパク質(AGP:別名orosomucoid)は、抗炎症作用や免疫調節作用を有することが示唆されていましたが、その詳細は不明でした。今回の検討では、AGPがヘモグロビンスカベンジャーレセプターであるCD163を誘導することで、溶血時の効率的なヘモグロビンクリアランスに寄与し、その際、溶血性の酸化ストレスに対して保護効果を示すことを明らかにしました。また、CD163の誘導作用にはTLR4を介していることを明らかにし、AGPがTLR4の新たな内因性リガンドであることを発見しました。本内容はAGPが自然炎症に深く関与していることを示唆する知見です。

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